電車を利用する際の留意点とヘルプカードの利用

車椅子で電車を利用する場合は、乗車する車両に留意する必要があります。

乗車する車両については、
1-車椅子用スペースが設置してある車両
2-駅係員が案内してくれる車両
3-乗車する車両を自分で決める
があります。

1-は介助者同行、単独利用時ともに安心して利用できます。
体調不良などの緊急時には、連絡ブザーも設置してありますので、この点でも安心です。
しかし、そのスぺ―スは車両の左右どちらかに固定されますので、降車駅によっては開くドアが反対側
だったりするので、特に混雑時には留意する必要があります。


JR中央線特快(10両編成)の車椅子スペースは、1号車と10号車に設置されています。

  京王線特急(10両編成)は2号車と9号車に設置されています。



2-駅係員の誘導案内では、ホームのエレベーター付近の乗降口が多いので一般車両になります。
 この場合は、降車駅への連絡や降車駅で対応してくれる駅係員(アルバイトの高齢者が多い)の乗車車両の 確認ミスがあったり、対応に手間取ったりすることがたまにあるので、注意が必要です。
 介助者が同行している場合は、介助者に係員を呼んだりの対応を委ねることができますが、単独利用の場 合は他の乗客にお願いするしかありません。
 
 単独利用で発声困難な障害があり、対応ミスに遭遇した場合の対応策として、東京都が基本デザインし都 内各自治体が自治体名を記入した ヘルプカード を発行していますので利用することをお勧めします。
 ※八王子市では市役所障害者福祉課と八王子駅南口総合事務所でもらえます。
    
    基本ひな型           使用例サンプル       ひな型に必要文言を記入

基本デザインの余白にに必要な文言を記入して、他の乗客に提示して協力を依頼できるように準備しておくと安心です。

 また、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方々が、特に交通機関等を利用する際に援助を得やすくなるよう、東京都福祉保健局が作製したヘルプマークがあります。
 このヘルプマークは、
都営地下鉄各駅(押上駅、目黒駅、白金台駅、白金高輪駅、新宿線新宿駅を除く)駅務室、都営バス各営業所、荒川電車営業所、日暮里・舎人ライナー(日暮里駅、西日暮里駅)駅務室、ゆりかもめ(新橋駅、豊洲駅)駅務室、多摩モノレール(多摩セン ター駅、中央大学・明星大学駅、高幡不動駅、立川南駅、立川北駅、玉川上水駅、上北台駅)駅務室(一部時間帯を除く)、東京都心身障害者福祉センター(多摩支所を含む)で配布しています。 ※郵送での対応はしていません。


3-
乗車する車両を自分で決める場合は、列車最後尾の車掌さんに一番近い乗降口から乗車することをお勧めします。乗降口付近には車椅子1台分の駐車スペースはありますし、体調不良時や駅間の連絡ミス、対応ミス時に車掌さんに即対応してもらえるからです。
また、混雑時においても、特に下車駅での対応が比較的スムーズに行える利点があります。

以上のような点を留意すれば利用時の万一の対応ミス等の不安は解消されますし、利用回数が多くなれば不安とは正反対の恐縮するほどの至れり尽くせりの対応を経験することも多々あります。
後に続く車椅子利用者の為にもどんどん利用しましょう。